土木のしごと

<1日の流れ>

6:50

出社
当日の段取りの確認、現場打合せ

7:00

現場⇒事務所を行き来
発注者打合せ、労務管理、工程管理、写真管理、書類作成
【現場の進捗に合わせて段取りを行い、合間に事務作業を行っています】

8:00

現場⇒事務所を行き来
発注者打合せ、労務管理、工程管理、写真管理、書類作成
【現場の進捗に合わせて段取りを行い、合間に事務作業を行っています】

16:30

事務所にて出来高、日報など整理

17:00

帰宅

<実際の現場>

実際に現場を見学し取材してきました

▶どんな工事をしていますか?

川側に出ている排水管のまわりの土砂が、浸食によって崩れてしまったのを直しています。
排水管は道路を横断しているため、このまま浸食が進むと、トラックなどが通った拍子に道路が陥没、崩壊する危険があります。

フトンカゴ作成中

フトンカゴという砂利を詰めたカゴを40個ほどつくって崩れた部分に敷き、さらに砂利を上から満遍なくかけて転圧します。
これにより川の増水時にも浸食を防ぎ、崩壊を防ぐことができます。

バックホウで砂利をかけます
排水管周辺に満遍なく砂利を敷き詰めます

▶大変なことはありますか?

天候に左右されてしまうことですね。
全体の工程を管理する上で、天気の情報は欠かせませんので、天気予報は常にチェックしています。
また、現場が始まれば毎日現場中心の生活になりますので、慣れるまで大変かもしれません。
土木の仕事は種類が多いので、毎回勉強をする必要があります。

▶良いところは?

現場が終わればまとまった休みがとれ、出張も少ないため自宅の時間を有意義に過ごせるところだと思います。転勤もありません。
土木工事では、地図に残るもの、生活に身近な道路や大きな構造物をつくります。
この先何十年とその土地で利用されるため、苦労や成果が形となって残るため、達成感ややりがいを感じられます。

▶向いている人はどんな人ですか?

本社は幌加内、現場も道北なので自然や田舎暮らしが好きな人は良いと思います。
また、現場では様々な人と協力し、作業を進めていく必要がありますので、明るくコミュニケーションを取れる人は向いていますね。
道路や構造物をつくるので、モノづくりが好きな人や熱意をもって何かに取り組める人も、土木の仕事は合っていると思いますよ。